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執筆者の写真うずまき珈琲

6月の焙煎日です



6月の焙煎日

1日(月)、4日(木)、8日(月)、11日(木)、15日(月)、 18日(木) 22日(月)、25日(木)


只今、急ピッチで店舗改装中!

新型コロナウィルスや不幸も重なり、6月のオープン予定でしたが延期する運びとなりました。

大変ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちくだせいませ。


うずまき珈琲


先日、5月21日 父がこの世を去りました

父は10年前に認知症と判明。

それ以来、彼の怒鳴り声と、暴れては身近な物や家具は宙を舞い大きな音をたてて壊れる日々。

まだ父が車を運転できる時には釧路まで行ってしまい、夜中に警察から電話がかかってきて母と苫小牧から5時間かけて迎えに行ったこともありました。

その時は、正直このまま父がいなくなってくれたらいいのにと思うほど、とても気持ちが荒みました。


家に居ても『家へ帰る』と言い外出してしまう。

家族も仕事があったため、父を四六時中見守ることもできず

徘徊の回数も増えていきました。

このままでは迷子になって発見できなくなってしまうという危機感を抱くほど、無目的にどこかへ歩き続けていってしまう父に小さなGPSをベルトに括り付け、頻繁に居場所を確認。

それでも行方不明になることは多々あり、親切な人、警察や当時飼っていた犬のBJ(ビージェイ)のお陰もあって、いつも無事に家に帰宅することができました。


この頃には家族みな疲れ果て

最終的には施設や病院にお世話してもらうことに決めました


初めて精神病棟に足を踏み入れたとき、監獄にしか思えないその風景に大変ショックを受けたことを今でも記憶しています。

高齢化が進み、認知症や精神的な病を持つ人が増えているこの世の中で、私の心に多くの疑問を残しました。


若い頃は苦労も知らず、好き勝手に時間を過ごしてきた私は、車は好きだったものの父の仕事を継ごうとは思いませんでした。

しかし、「父の期待に応えなければならない」と思い、やりたくないという自分の心を無視して父と共に働く道を選択しました。

それが自分を長年苦しめる事となり、身体も心もボロボロになっていきました。

そんな私を見かねた妻は、仕事を辞めることの背中を押してくれました。

今の仕事へと導き人脈を繋いでくれた彼女には感謝しかありません。


今、父の死に対して哀しみというより、尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

経営者として人と人との繋がりを大切にし、多くの人たちに愛されていたことや、沢山の従業員の生活を支えていたことなど、父の築き上げていたことの偉大さを感じずにはいられません。


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